試走レポート(初心者向け、猛暑日の体感レポートです。)

ナタショウトレイルランニングレース2023本番のスタート時刻に合わせて試走しました。

実行委員会のそこそこ走れる程度のおじさんが、どれくらいで走れるのか?を報告します。
トレイルランニング初心者の参考になれば幸いです。

試走したスタッフのステータス

●40代半ば
●非常に汗かき(水分が大量に必要な体質)
●レースの順位は、真ん中〜後半あたりの実力

試走日の環境

【天気】快晴
【気温】36〜37度(近隣公園では40度を観測した猛暑日)
【スタート時刻】7:00

装備

●ウェア&シューズは、通常のトレイルランニングの装備。
●ザックは、登山用ザックに大量の水分をいれた重装備。
●ザック前面に500mlボトル2本を装備。(レース装備を想定)

最初のロード区間

スタート直後のロード区間(下画像)は、まわりに大きな建物がないのですが、朝7:00ですと、山や林で陰になる箇所が多いです。直射日光をあまり受けず、猛暑日でも走りやすかったです。

走りやすいので、スピードが出てしまいがちです。その後に控える【頭巾山登山道】は急登なので、抑え気味に走ったほうが良いです。

スタート直後のロード区間

頭巾山登山道

頭巾山登山道の登り区間(下画像)は、1km と短いですが、一気に871mまで登ります。急登です。

ここで水分を結構消費しました。

レースでは頭巾山山頂手前に【エイド1】があります。
今回の試走では【エイド1】の位置で、750mlほど、ボトルに水分追加しました。
*スタート時、ボトルを空にして最初のエイドで補充される方もいるかと思いますが、猛暑日が予想されますので、最初からしっかり水分を入れてください

また、この区間は基本的に日陰です。風通りは悪いですが、市街地よりは暑くないです。

頭巾山登山道の登り区間

頭巾山山頂から堀越峠までの区間

頭巾山山頂から堀越峠【エイド2】までの区間(下画像)は、全体的には下り基調です。
ですが、小刻みにアップダウンを繰り返しての下り基調です。
想像以上に登っている感覚になります。
水分消費が進みます。

とはいえ、汗かきの私でも『1Lの水分』があれば足りましたので、頭巾山山頂手前【エイド1】で、しっかり水分補給すれば、堀越峠【エイド2】まで十分補給は持つと思います。

また、この区間は一部 直射日光を受けるエリアがありますが、基本日陰です。
風の通る箇所もあり、市街地の暑さに比べれば、涼しいです。

頭巾山山頂から堀越峠までの区間

堀越峠から知井坂峠までの区間

堀越峠【エイド2】から知井坂峠(下画像)までの区間は、アップダウンを繰り返す登り基調です。
距離が長い上、アップダウンがとても多いので、水分消費が激しいです。
初心者の方は、ここが一番キツイと思います。

汗かきの私は、この区間で1.5Lの水分が必要でした。

堀越峠【エイド2】では、大量に水分/スポーツドリンク等を準備しています。
*500mlのスポーツドリンクをそのままお渡しできます。
持参ボトル を満タンにし、追加で500mlペットボトルをザックに入れるくらいが良いです。

また、この区間も一部 直射日光を受けるエリアがありますが、基本日陰です。
風の通る箇所もあり、市街地の暑さに比べれば、涼しいです。

堀越峠から知井坂峠までの区間

知井坂峠からゴールまでの区間

知井坂峠を過ぎて、数100m進むと【エイド3】です。
【エイド3】でしっかり補給すれば、五波峠【エイド4】で補給せずに【ゴール】に行く余裕はできます。

この試走では【エイド3】の位置で、500ml ×2のボトルを満タンに補給し、そのまま【ゴール】まで進みました。

【エイド3】から五波峠【エイド4】までは、数か所登りがありますが、基本的に下りです。
八ヶ峰山頂以外は、日陰なので、とても走りやすいです。

五波峠【エイド4】から【ゴール】の区間は、林道となります。
私が走った 14:00〜15:00の時間帯は、比較的日陰が多かったので、この区間も走りやすかったです。

知井坂峠からゴールまでの区間

結果

●記録:8時間3分。
●全体で消費した水分量:4L

重装備の上、方向確認のため、頻繁に停止していたので、実際レースとなると、7時間くらいになるかなという印象です。
制限時間は10時間ですので、走力に自信のない方も十分完走できると思います。

コース全体的に日陰区間が多いです。非常に高い気温による体力消耗を危惧していましたが、水分補給さえしっかり行えば、問題なく走れそうです。