トレラン初心者必見!試走レポート。制限時間ギリギリで完走をめざすとどうなるか?

制限時間ギリギリの完走をめざすと、どういったペース配分になるのか?試してみました。
トレイルランニング初心者の完走計画の参考になれば幸いです。

昨年(2023年7月末)の猛暑日の試走レポートはこちら

試走したスタッフのステータス

●40歳〜50歳の3名
●レース中、水分は多く飲むタイプ

試走日の環境

【天気】曇り
【気温】26〜28度

装備

●ウェア&シューズは、通常のトレイルランニングの装備。
●ザックは、登山用ザックに4〜5Lの水分をいれた重装備。
(下写真参照)

▼今回の試走の記錄は、こちらのYAMAP活動データを御覧ください。
https://yamap.com/activities/33747650

タイムは 9時間46分。
(*この試走時はコースマーキングがなく、随時方向確認を行っていたため、タイムロスが多いです。マーキングがあれば、だいたい9時間30分くらいと思ってください。)

それでは、どんな感じで行動したか?ご報告いたします。

コース全体の約 3/4を速歩きします

まず、【スタート】から【エイド3】知井坂峠までは、走らず、速歩きです。
コース全体の約 3/4を速歩きしたんです。
そして、エイドの位置では、しっかり休憩を取っています。エイド以外でも水分補給で時々立ち止まって休憩しています。

残りの約 1/4 を走ります

走ると言っても、登り道がありますので、歩く区間はあります。

【エイド3】知井坂峠を過ぎると、【八ヶ峰山頂】までは登り道になります。そこは歩きます。まだ走りません。

そして、【八ヶ峰山頂】から【エイド4】五波峠は下り基調のトレイルです。
ようやく走ります。この区間は、7分30秒/km 〜 8分/kmくらいのペースで走りました。
(*数カ所登り返しがあるので、そこは歩きます。)

さらに【エイド4】五波峠から、【ゴール】までの林道も走ります。少し登りもありますので、そこは歩いても良いと思います。
林道は、だいたい 6分30秒/km〜7分30秒/km のペースでした。

まとめ

今回の試走は、大量の水分を入れた登山用ザックを背負っての走行でした。そもそも速く走るスタイルではなかったのですが、それでも速歩きメインの行動で、10時間を切る結果となりました。

このレースのメイン区間である【エイド1】頭巾山付近から、【エイド3】知井坂峠のトレイルは、何度も何度もアップダウンを繰り返します。体力の消耗が激しい区間です。
無理に走って、体力消耗するくらいなら、速歩きメインで進み、終盤に走る余力を残したほうが、確実に完走できると思います。
(*だらだらゆっくり歩いてしまうと、タイムオーバーになるかと思います。)

また、今回は終盤まで歩き続けましたが、序盤のロードは平坦で走りやすいです。負荷なく走りやすい場所だけ走って、きつい登りは必ず歩くと決めて行動すれば、8時間台でゴールすることも可能だと思います。

以上、初心者の方の参考になれば幸いです。