現状確認のため、コース全区間を試走してきました。

ナタショウトレイルランニングレース2023で利用する区間は、『ルート策定完了』『未整備区間あり』といった状況です。今回、現状確認のため試走してきました。

大会開催前、試走をお考えの方へ

現時点は未整備区間があり、コースマーキングも未設置です。下記をお読みの上、十分な準備をして山にお入りください。ルートファインディングに不慣れな方は、上級者に同行してください。

整備状況は?

「頭巾山エリア」「八ヶ峰・五波峠エリア」は、既に登山道として整備されています。道は分かりやすいと思います。YAMAP等の登山アプリでも、この2つのエリアは情報が沢山あります。調べてみてください。

それ以外のエリア、「頭巾山から知井坂までの区間」ですが、未整備箇所が点在しています。特に「古坂山」付近は、低木がかなり成長していて、現時点では道がほとんど分かりません。これからレースに向けて整備する予定です。

現時点では、迷ってしまうポイントが沢山

  • 太尾根で開けた場所は、どこでも走れてしまうので、方向を見失いやすい。
  • 尾根の分岐で、コースと違う方向が、走りやすく見えてしまう。

今回、登山やトレランに慣れたスタッフ2名で試走しました。ルートファインディングに慣れていても、こまめに地図やGPSを見ていないと、コースから外れてしまうポイントが多数ある印象です。実際、立ち止まって、何度もコース確認しました。

今大会は、コーステープを細かく設置します

具体的には、トレイル区間において、コーステープが設置されている位置から、次のコーステープが必ず見えるようにします。つまり360度見渡して、コーステープが見えなければ、コースから外れている事になります。

コーステープを目で追ってもらえば、コースを外さない状況を作りますので、トレラン初心者もご安心ください。
*現時点はコーステープは未設置です。

今大会は、コーステープによる細かな誘導が必要なくらい、人の手が入ってない大自然を走っていただきます。自然の開放感をお楽しみいただければ幸いです。

堀越峠直前の急斜面は要注意!

下記に示すYAMAP活動データを見ていただくと分かるのですが、堀越峠直前がエグい斜面になっています。斜面というより、崖のイメージです。超急斜面の上、ザレ場です。滑って危ないので、ロープを設置する計画です。まだ未整備なので、試走の際は気をつけてください。

アップダウンが超多い!累積標高もそれなりにあります

以下が今回の試走データ(YAMAP)です。
https://yamap.com/activities/23799970

距離については、ご案内している約32kmでほぼ合っていると思います。(今回コース周辺確認のため、コースと外れた場所を歩くことがありました。そのため誤差が出てます。また、スマホより距離が大きめに出てしまうGPSウォッチだと、34kmくらいになってました。)

注目すべきは、累積標高と小刻みなアップダウン。実際走ってみると、想像以上にアップダウンが多かったです。累積標高は、2000mを超えています。

そんなエクストリームな地形ですので、4月後半の走りやすい気候でも水分消費が多くなりました。

全区間の試走をお考えの場合、大量の水分を所持して行動してください。(2L以上を推奨します)

公開中のYAMAP活動データは、レースコースから外れている箇所がありますが、ハイキングや試走の参考にはなると思います。入山計画の際、ご活用ください。
https://yamap.com/activities/23799970
*整備・コースマーキングを終えたあと、再度試走して、正確なコースデータを公開いたします。